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「DAOKO…打上花火の人でしょ?」と思っている人、間違ってないけど間違ってるぞ。

 

あるアーティストが一つの作品を発表し、それがメガヒットを飛ばしたとき、そのアーティストのイメージはその作品に収束しがちだ。

星野源といえば?と聞けば大多数の人が「恋」と答えるだろうし、アジカンといえばいまだに「リライト」だし、ラッドなら「前前前世」だろうか。

昔からのファンからしてみれば、その作品はそのアーティストの数多くの名作のうちの一つに過ぎないのだけれど、やはり作品がヒットを飛ばせばその”知名度”が先行して、大衆の中で作者のイメージを形作ってしまうことがままある。

西野カナとか会えなくて震えてる人とか言われていたし。

最近はトリセツのイメージに塗り替えられてきているけれども。

DAOKOの「打上花火」もその良い例だ。

DAOKOは「打上花火」の人というイメージが大きい??

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間違いなく今年の邦楽で一番ヒットしたナンバーであり、今年を代表する曲は「打上花火」で間違いない。試しに今のyoutubeの再生回数を見てみたら、約8800万回でした。

は?再生ボタン押しすぎでしょ。ぶっ壊れるぞ。

日本の人口が今1.3億人ぐらいなんだけど、ざっくり計算でこの国のもう過半数以上の人がこの曲を聴いてることになります。テレビ放映とか、街で流れてる音楽とかも加味するとそれ以上かも。

つまり、世間様にとって「DAOKO=打上花火」の人、というイメージの方が大きい説が提唱されるわけだ。

打上花火のDAOKOの歌声はいろんな意味でとってもきれいだ。

曲の雰囲気を最大限生かすためにチューニングされていると言っても過言ではないだろう。

儚げで、うぶで、綺麗なウィスパーボイスはまさに打上花火という思春期の恋愛を描いたような曲にぴったりだ。

だが、所詮「打上花火」という曲は米津玄師の作詞作曲であり、DAOKOらしさというのはあまり発揮されていない。

つまり、世間様にDAOKO本来の魅力、DAOKOらしさっていうのは伝わっていないのではなかろうかと思い僕は記事を書いているわけです。

では、DAOKOらしさとはいったいなんだろう??

DAOKOらしさと一口に言っても、インディーズ時代を含めればdaokoの経歴はすでに4年以上、メジャーデビューからは2年9か月とかなり長く、その中で彼女は進化と変化を重ねてきたので難しい。

そして忘れてはならないのはまだ彼女は20歳という事実だ。

20歳…??

は??

時空歪んでない??

って感じで、まだまだ若すぎるお年頃である。これから将来を見据えてもまだまだ彼女は激動の進化の途上だろう。すでに圧倒的才能過ぎるんですけど。

そんな彼女を彼女たらしめる”らしさ”とはいったいなんなんだろう。

それはやっぱり彼女の持つ「ダークさ」だ。心の「闇」だったり、「ちょっと危険な香り」だったり、「アンダーグラウンド感」だったり。

そんな「ダークさ」を存分に感じることができるのがDAOKO初期の作品だ。

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これはインディーズ時代の名曲「Fog」だ。闇(病み)全開maxフルパワーである。

心のこのあたりがぐじゅぐじゅするの

膿んでは落ちる気持ち 水たまり

人間なんて肉の塊

非常にグロテスクな歌詞だ。生生しくて鬱々しくて、トゲトゲしい。聞いてるだけで病んできそうだ。

DAOKO自身、学生時代病んでいたときの気持ちを元ににこの詩を書いたそうで、女子高生特融のうぶさも感じる。いや、そのときだったからこそ完成した曲だし、その不完全さがたまらなく好き。

このように、打上花火ではほとんど感じることのできない「闇(病み)」は彼女の魅力の一つだ。

初期の作品ではこのアングラ感が遺憾なく発揮されている曲が多いのでぜひ聞いていただきたい。

HYPER GIRL -向こう側の女の子-

HYPER GIRL -向こう側の女の子-

DAOKOはポップさとダークさを兼ね備えたアーティストになる

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それに比べ、今のDAOKOはどうなのかというと、先ほど挙げた「打上花火」をはじめ、アニメ血界戦線のEDであり岡村靖幸とのコラボ曲でもある「ステップアップLOVE」、メジャー初のシングル「ShibuyaK」などなど、インディーズ時代に比べ、だいぶポップな曲が増えてきた。

しかし、DAOKOはアングラ感を忘れたわけではない。

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今一番アングラで前衛的なバンドD.A.Nとのコラボ曲ではこのドンヨリ感である。たまらない。鬱。

メジャーデビューしてからポップな曲が増え、彼女は変わってしまったと揶揄されることが多い。だが、彼女は本来の”らしさ”を決して忘れてしまったわけではなく、ポップさを足し算して、かつアングラとのバランスを鑑みた上で進化してきているのだ。

ポップな曲で大きくファンを増やし、かつ自分の好きなニッチな曲も作り新しくそちらの方面でもファンを作るという非常に理想的な創作ができているのではないかと僕は分析している。立ち回りがうますぎぃ。

…ほ、ほんとに20歳??だよね??

彼女は間違いなく天才だし、若いし、これからも進化が止まることはないだろう。

そして僕がこの記事で言いたかったこと、それは彼女が持っているのは大衆受けするようなポップさだけではなく、音楽好きも唸らせるニッチな「アングラ感」だということ、むしろそれが本来の彼女の魅力であるということだ。

納得いただけましたでしょうか。

新譜の「THANK YOU BLUE」最高でした。それでは。

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