最近バイトに忙殺されていた僕は、軽い鬱状態だった。
感情が死んでいた。
家で映画を見たり、本を読んだり、音楽を聞いたり、アニメを見たりしても、あまり感情が揺さぶられない状態だった。
最近、大学のサークル活動も引退して、ひとりの時間が極端に増えたのもあったのだろう。
将来に対していろいろと悩みもあったりして、気分が落ち込んでいたのもある。
本来、感動するために、感情を揺さぶるために、映画や本に触れるはずなのに、それを楽しめないのは、単純にしんどいし辛い。どうすれば自分の心は元気になるのだろうかと悩んでいた。
そんなとき、友達が「KUBO」という映画を勧めてくれて、ちょうど時間も空いていたので久しぶりに映画館で見ることにした。

…本当に素晴らしい映画だった。
今年のアニメ映画の中では僕の中で間違いなくトップ。
KUBOは、アメリカ製の日本を舞台にしたストップモーション・アニメーション映画だ。
その素晴らしさは、いろんな人が紹介してくれているので割愛するが、とにかく僕もその素晴らしさに触れ、感動した。感動しすぎてめちゃ久しぶりに涙を流した。それ以降僕の感情が、感受性が、復活した。水を得た魚のように。KUBOは良いぞ。そろそろ公開が終了する映画館も多いと思いますが、見てない人は是非見に行って欲しいです。
(さらに…)
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