どうも、音楽ヲタクです。
ヨルシカの新譜「だから僕は音楽を辞めた」が満を持して、2019年4月10日に発売・配信開始となりました。
僕は早速配信にて視聴開始。
結論から言います。
個人的に、今年聴いた他のアーティスト含む全アルバムの中でいちばん好き！
ということで、この記事では、ヨルシカの新譜「だから僕は音楽を辞めた」を聴いた感想について語っていきたいと思います。
文学的な憂鬱とアップテンポな爽やかさの共存
ヨルシカの今までの特徴として、n- bunaさんの作る、文学的で繊細で、そして若者独特の憂鬱観を歌った歌詞があると思うんですけれども。
それは、今回のアルバムでも健在で、今までのアルバムに比べて、正当派的な進化と言えるでしょう。
このアルバムに含まれているn-bunaさんの曲は、とにかく憂鬱とか、怒りとか、若さとか青さの爆発っていうかね。
学校だとか、職場だとか、バイトだとか、人生だとか、人間関係だとか、そういう日常の中で、どうしようもない無力感とか、漠然とした将来の不安を抱いている人とか聞くと絶対刺さる。
なんせ、そういった悩みを抱えながら日々「死にてーな」とか、なんとなく思いながら生きている僕にぶっ刺さるんだからね。サイコーよ。
そして、単に、そういう日々の憂鬱っていうのを、アップテンポで、キャッチーな曲調で、怒涛のように攻め立ててくるもんだから、最高である。ロックンロールなのである。最高だ。
とにかくエモい
ヨルシカさんの曲調って、とにかくエモいっていう言葉がよく似合う。
なんだかよくわからないけれど、このアルバムを聴いていると、やっぱり泣きそうになる。
心の奥底の感情が揺さぶられるっていうか、じんわりと、だけれど、すこぶる激しく。
n-bunaさんが弾いてるんか知らんけれども、歪んだギターの音が最高だし。
ボーカルのsuisさんの、今にも泣きそうな歌声も最高だし。
なんてったって泣きそうになる。
ヨルシカのどこか懐かしさを感じるメロディが好き
このアルバムを聴いてて思ったけれど、やっぱり、ヨルシカの曲のメロディってどこか懐かしさを感じる。
凄く、日本の和のメロディを意識して作られていると思っていて。
あと、サビ前に、必ずブレイク（溜め）を入れるとか。
凄く、日本人向けの上質な和食っていうか。
「おまえら、こういうの好きだろ？お？」
って感じで、全国のサブカル日本文学系男子にぶっ刺さるような仕掛けがあちこちにちりばめられていて最高です。
特に、ほら、K-POPとか、シティポップとか、洋楽とか聞いた後に、このアルバムを聴いてみると分かるんですけれども。
凄く日本味を感じます。凄く。
日本味のあるメロディと、日本味を感じる文学的憂鬱歌詞が最高なんですよね。
まとめ：今年でいちばん好き
まだ、今年が始まって4か月で。
King Gnuとか、あいみょんとか、Suchmosとか、いろんなアーティストのアルバムを聴いてきたんですけれども。
個人的に今一番好きなアルバムは「だから僕は音楽を辞めた」だなと。
日本人っぽいメロディと文学的で繊細で美しくて憂鬱的な歌詞が凄く好き。
ハイテンポで退屈を感じさせない曲の展開とかテンポとか構成とかも、ゆったりとした音楽を聴くことができない今の若者に凄く合うな～とか、上手いな～とか思ったり。
ぜひ、まだ聞いてない人は、イヤホンで爆音で聴いてみて欲しいなって思います。
それでは。
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