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なぜテレビはくそつまらなくなってしまったのか??

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若者のテレビ離れなんて言われ始めて早数年。

皆さん、テレビ、見てますかっ!!

 

僕はもう絶望的なほど見てないです。テレビ。

もう最近はもっぱらYouTubeみてます。YouTube。最高です。

 

ではなぜ、僕たちはテレビを見なくなってしまったのでしょうか??

そもそもなぜテレビはクソつまらないのでしょうか??

なぜ僕たちはYouTubeの方が面白いと感じるのでしょうか??

 

まぁ、結論から言えば、

 

テレビが相撲で、Youtubeはなんでもありの総合格闘技だからなんですね。

 

 

 

がちがちのルールに縛られたテレビ。

テレビ番組はYoutubeの動画に比べ、莫大な予算がかけられており、かつその番組を作っている製作者も出演している演者もプロです。

YouTubeの素人が作った動画に比べたら、そりゃ質は良いかもしれません。

 

ですが、たくさんのお金をかけることができる代わりに、テレビというメディアはたくさんのルールに縛られています。

 

テレビというメディアが縛られているであろうルール

・テレビという媒体

テレビ番組は基本的にテレビでしか見ることができません。

外出先で見ることはできません。

お家でだって、リビングじゃないと見れないでしょう。テレビの無い部屋では見る事ができないのです。トイレとか、自分の部屋とか。

 

 

・CMを入れなくちゃならない。

NHK以外の民放の番組にはテレビにCMが必ず入っています。

CM、正直うざったいですよね。でも入れなくちゃならないんです。

 

・スポンサーの存在

そもそも、テレビ番組がなぜ無料で見ることができるか知っていますか?

それはテレビの製作費はスポンサー企業が出しているからです。

テレビを見ていたら、車や洗剤、金融など、いろんな会社のCMを見ますよね。

その会社がスポンサーです。

 

では、スポンサー企業はなぜお金を出してくれるのでしょうか。

それは、テレビ番組は、スポンサー企業が作った商品やサービスの宣伝になるからです。

つまり、テレビ番組が作られる目的というのは、簡単に言えば視聴者にCMを見てもらうためなのです。

 

スポンサーが出してくれるお金ナシに、テレビ番組は見ることができません。

つまり、テレビはスポンサー企業の言いなりです。

番組中に、スポンサー企業のイメージが悪くなるようなことはできません。つまり、スポンサーのためになる番組しか作ることができないのです。

 

 

・狭められたターゲット

テレビ番組は、スポンサー企業のサービスや商品を宣伝するために番組を放送しています。

宣伝広告において、ターゲットを決める事は大事なことです。

例えば、子供が見るような番組に、洗剤や消費者金融のCMをしても意味ないでしょう??

 

だから、子供向けの番組にはおもちゃのCMを。主婦向けの番組には洗剤のCMを入れたりするわけです。

 

今のテレビの視聴者は、主に30代以上のおじさんおばさんです。

なので、テレビ番組やそのCMは、そんなおじさんおばさんにウケるように作られているわけです。

 

今のテレビのゴールデンタイム。びっくりするぐらいつまらないのも、多種多様なおじさんおばさん向けに作られているからなのです。

 

もし、若者向けに番組を作ったとしても、今の時代どんどん若者が減っているうえに、若者はスマホばっかり見ているので、視聴率が上がらないわけです。

 

・制限時間

テレビで放送できる時間は、どれだけ頑張っても24時間しかありません。

その枠に、番組を押し込んでるわけです。

窮屈っ!!

 

・限られたチャンネル

テレビのチャンネルには限界があります。

地デジのチャンネルなんて多く見積もって20個ほどしかないのではないでしょうか??

 

 

・視聴者に対する考慮

世の中にはいろんな人がいます。しかもテレビは各家庭に一台はあるでしょう。

なので、ちょっとでも尖った番組を作れば、誰かを傷つけたり、悲しませたり、怒らせたりする可能性が高いわけです。

だから、老若男女、たくさんの人が見る可能性のあるゴールデンタイムは、とにかく当たり障りのない番組を作るしかないわけです。

 

逆に、深夜番組は尖ったアニメや尖ったバラエティ番組が多いのもこのためです。

だって、深夜まで起きてテレビを見るひとなんて、きっと暇な20~40代の人間ぐらいしかいないでしょう??

少なくともおじいちゃんおばあちゃんや、子供に対して配慮した番組を作る必要はないはず。

 

 

 

というわけで、いかがだったでしょうか。

テレビ番組って、こんなにもガチガチのルールで縛られたうえで作られてるわけです。

自由度低すぎます。

 

・・・まさにメディア界の相撲と言ってもいいのではないでしょうか。

 

 

では、次にYoutubeについて考えてみましょう。

 

自由過ぎるYoutube

テレビに比べれば、一本の動画にかけられる予算はめちゃめちゃ少ないです。

動画を作っている人も基本的には素人。

Youtuberなんて、動画の企画から撮影、編集まで全部自分でやってます。全て素人の仕事といっても過言ではないでしょう。

 

ですが、Youtubeには、テレビにはない強みがたくさんあります。

 

・媒体が自由!!

テレビ番組は、基本的にテレビでしか見れません。

ですが、Youtubeは違います。スマホ、テレビ、タブレット、ネットさえ繋がればなんでもござれ。

そして、スマホやタブレットならどこでも持ち歩けるので、電波が入らないところ以外どこでも見れます。

 

まさに自由。

 

・CMありナシの自由

動画にCMを入れるかどうかは、製作者の自由です。

YouTubeの広告収入だけで生活をしているユーチューバーは、もちろんCMを入れます。

ですが、広告収入を必要としない人が作った動画にはCMがついてません。

 

そもそもCMが入ったとしてもスキップの自由が与えられてるし。

 

・・・自由だ...

 

 

・チャンネル無限→番組を自由に選択

テレビ番組のチャンネルには限界がありますが、Youtubeのチャンネルには制限がありません。

しかも個人でチャンネルを開設できるというお手軽さ。

チャンネル数も無限大。

しかもチャンネルごとに作られている動画(番組)も千差万別。

絶対自分が好きになれる動画が見つかります。

 

・動画の長さ自由

テレビ番組は、一日24時間という限られた枠を奪い合いながら制作されます。

ですが、Youtubeには、限られた枠が存在しません。

動画が長かろうが、短かろうが自由です。自由。

 

 

・飛ばせる

テレビ番組は基本的に放送されている番組を、放送されているようにしか見る事ができません。

しかし動画なら、

「あー、ここつまんないな。」

「ここは見なくていいところだな。」

と思えばシークバーを動かして自由に動画(番組)を行き来できます。

 

・いつでも動画を再生可能

テレビ番組は、決まった時間に放送される動画が決まっています。

ゆえに、見逃しが発生したりするわけです。

しかし、YouTubeの動画は、いったん投稿されたらいつでもその動画にアクセスできます。見逃すことは絶対にありません。

 

・ターゲティング自由

テレビにはスポンサーがついているので、CMを見てもらうために想定される視聴者をターゲットに番組作りをを行わなければいけません。

しかし、YouTubeの動画には基本スポンサーはつきません。

ターゲットは、スポンサーが決めるのではなく、動画制作者が自由に決めることができます。

ターゲットすら決めてないかもしれません。

ただ動画制作者が作りたいように作ってるだけです。

 

ゆえに、テレビでは絶対作られることがないような動画が多種多様に、たくさん生まれるわけです。

 

 

・見れば見るほど面白くなるメディア

YouTubeは利用すればするほど、その人好みのメディアになっていきます。

好きなチャンネルをどんどん登録していけば、常に見たい番組だらけになります。

また、その人が見ている動画の傾向を、YouTube側が調べ、常にあなた好みの動画を進めてくれます。

 

 

なんでもあり過ぎですね。まさに総合格闘技のようです。

 

 

このように、テレビは、いろんなしがらみにとらわれているので、テレビの電源を付けたとき、あなたが面白いと感じる番組が放送されているとは限らないのに対し、YouTubeは、そのページを開きさえすればあなたを楽しませてくれる動画がたくさんあるという状況になっているのです。

 

こんな自由なYouTubeというメディアに、ガチガチに縛られたテレビが立ち向かえば、テレビが負けるに決まってます。

 

いうなれば、テレビは、あらゆる格闘技を習得していて、しかもナイフも銃ももって完全武装した相手に、相撲をしかけてるようなもんです。

 

視聴者と時間の奪い合いというストリートファイトにおいて、テレビは不利過ぎる媒体なのです。

 

 

なぜテレビがつまらなくなったか。

 

テレビは、その電源を付けた瞬間、自分好みの番組がやってる可能性が低いのに対し、

 

Youtubeは、アプリを開きさえすれば、絶対にあなた好みの動画が見つかります。

しかも、その好きな動画が終わっても、またあなた好みの動画が数珠つなぎに紹介されていくのです。

 

テレビはつまらなく、YouTubeが面白く感じるのはそのためです。

 

YouTubeはどんどんシステムとして進化し、自分好みのメディアになっていくのに対し、テレビはガチガチのルールに縛られたまま成長も止まっています。

 

相対的に、テレビはつまらないメディアになってしまっているのです。

 

テレビのこれから

 

ぶっちゃけテレビの敵はYouTubeだけではなく、NetflixやHuluなどの動画配信サービス、ニコ生やSHOWROOMなどのライブ配信サービスなどなど、めちゃめちゃいます。

 

今までの映像メディアはテレビが独占してたけど、ネットとスマホが普及した今、競争はどんどん激化していくし、それにともなってテレビの視聴率は下がっていきます。

 

しかも、スマホ一台あれば今は十分生活できますし、ニュースだって見れるしでテレビの必要性がもはやなくなりつつあります。実際僕の周りには、テレビを持ってない人が多い。

 

・・・まじでテレビ、いらなくね!?

・・・テレビ、終わり!?

 

と、思うんですけど意外とそうでもなく。

 

テレビは残り続けると思います。理論上は、ほんとに不必要なものでしかないんですけど。

 

まだまだテレビは面白い番組を作る力もあるし、魅力的な人材を沢山抱えています。

だからしばらくは絶対生き残る。

 

そして、視聴率は落ちるとこまで落ちて、でもなくなることはないはずです。

 

それはなぜかというと、人は、便利さを最後まで突き詰めていくと、最終的に、不自由なモノに価値を見出すからです。

 

移動するならタクシーを呼べばいいのに、京都の観光地では高い金を払って人力車を使う人がいる。

音質の悪さを逆手にとって、それが逆に「味」になっているレコード。

画質の悪さが逆に「エモい」と話題のフイルムカメラの写真。

 

という風に、「不便さ」や「質の悪さ」が巡り巡って、逆に価値になっている。

 

 

同じように、

 

テレビは放送の時間帯やチャンネルが縛られること

個人に刺さりにくいけど無難な番組をしていること

一回しか放送されないという「ライブ感」

CMがうざいけど無料で見れる

 

そんなテレビ特融の短所にも長所にもなる部分を、好んで利用する人は、絶対に一定数存在し続けるでしょう。

 

僕も、オリンピックやワールドカップでたまに家族で一緒にお茶の間で熱くなったり、金曜ロードショーで定期的に起きる「バルス」みたいな社会現象は凄く楽しいし、そういうのはCM込みで楽しめるはずだし。

 

こんな風に、メディアは多様化しても、テレビとしての特徴に対する需要はなくならないはず。

 

メディアとしての合理性に関して言えば、YouTubeに軍配が上がるでしょう。

ですが、テレビはなくなることはない。もはやテレビは文化だと僕は思います。

 

一見今ではもう必要がないと思える人力車、フイルムカメラ、レコードが生き残ってるのも、もはや文化だから。

必ずしも生きていく上で必要なものではないけれど、でもあれば心が豊かになるもの。

 

殺し合いで、総合格闘技のルールで戦う人と、相撲のルールで戦う人とではそりゃお相撲さんは速攻でやられてしまうでしょう。

 

しかし、相撲は無くなりません。それは、文化だからです。

 

 

同様に、いくらメディアとしてYouTubeが優秀だからといっても、テレビがなくなることはない。

 

僕も、テレビというメディアがなくなるときっと寂しいと思います。みんな寂しいと思います。

 

だから、僕は今のテレビはクソつまらんし不便だし、極たまにしか見ないとは思うけれど、それを「文化」として、暖かい目で見守っていきたいと思います。

 

いや、やっぱ面白いに越したことはないから、せめて面白くなるような努力はしてほしい。

 

若者向けの番組をもっと増やしてくださいテレビさん。

もっと尖った番組を作ってくださいテレビさん。

 

お願いします。