はんぺんのブログだよ。

京都に住んでる大学生のブログ。書きたいことを気の向くままにが基本スタンスだが、最近は音楽成分が高め。

BUMP OF CHICKEN「記念撮影」が名曲過ぎるので語らせて欲しい。

 

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僕はバンプ直撃世代ってわけじゃないけど、それでもバンプの曲を聞いて育ってきたと断言したい。

邦ロックを聞き始めてすぐ手に取ったアルバムは「天体観測」の入ったjupiterだし、中学のとき人間関係で傷ついたときは「メーデー」を聞きながら涙を流したし、大学受験で躓いたときは「ray」を聞いて自分を鼓舞したし、最愛のペットが死んだときは「グッドラック」にすこぶる励まされた。

 

僕だけじゃなく、老若男女、もういろんな人たちがいろんなタイミングで、いろんな聴き方でバンプに力をもらっていると思います。

 

そんなバンプ。もう僕の中で存在のスケールが大きすぎて一口には語れないんですが、最近「記念撮影」という曲を聞く機会があった。

 

しばらくバンプから意識が遠のいていた僕だけど、心を打たれました。

名曲です。

 

 

www.youtube.com

 

 

歌詞が、メロディが、MVが、、全部良過ぎる。。。。語彙力が低下する。。。

 

もう、全部が良くて、全ての部分に意味が込められていて、好き。特に歌詞が好き。

 

 

....え?分からない??分かる??分からなくても分からないフリして読んでいって欲しい。僕がかいつまんで解説するから聞いて欲しい。

 

この曲の歌詞はこんなにも美しい。

 

歌詞を読む

目的や理由のざわめきからはみ出した 名付けようのない時間の場所に

紙飛行機みたいに ふらふら飛び込んで 空の色が変わるのを見ていた

 目的もなく、理由もない、ただなんとなく過ごすような時間ってあるじゃないですか。

そんな時間を人は無意識に過ごすわけです。

空の色が変わるっていうのはきっと、夜から朝になるとか、朝から夜になるとか。

はたまた天気が変わるとか、そういう意味だと思う。

それは時間の移り変わりを表しているっていうのもあるし、天気のように晴れ渡ったり、曇りだったり雨だったり、移り変わる心の変化も表してると思う。

 

もちろん、この解釈が正解ってわけじゃないとは思うんだけど、でも僕だけでも、この言葉だけでも、これだけ想起させる 言葉選びのセンスは凄いとしか言いようがない。

 

もう何が言いたいかって、イントロの歌詞から好き。

 

 やりたい事がないわけじゃないはずだったと思うけど

思い出そうとしたら 笑顔とため息の事ばかり

 この部分!!めっちゃ好き!!

まず、

やりたい事がない / わけじゃない / はずだったと思うけど

 

ってとこ。もうどんだけ湾曲表現してるんだと。やりたい事があるのかないのか、どっちやねん!!

って聞いてて思うんだけど、でも、人生ってそういうものだよな。。。

やりたい事が一応あって、進路とか決めて、勉強して、夢とか追いかけて。でもそこまで目標をかっちり決めて一直線に来れる人ってそうそういないと思うんですよ。

迷いとか葛藤とか、いろんな事情があって、人生って迷走するもんだと思います。ってか僕がしてます。

で、そんな自分の人生を振り返ってみると、「笑顔をため息ばかり」ってわけです。嬉しかったり楽しかったり、悲しかったり辛かったり、そういう思いでがいっぱい。振り返ってみると、そういう思いでしか出てこないなぁ、みたいな。エモーショナル。

 

 

ねぇ きっと

迷子のままでも大丈夫 僕らはどこへでもいけると思う

君は知っていた 僕も気づいていた 終わる魔法の中にいた事

 人生に迷う僕に対する一筋の光。迷子のままでも大丈夫。ここでそう言ってくれるわけです。

でも、無責任に大丈夫っていうわけじゃなくて、"きっと"とか"思う"とか、そういう表現があるところに、僕は説得力が生まれると思う。あえて断言せずに、願いとして言うところが好き。

そして最後、"終わる魔法”。これはたぶん人の命とか、楽しい時間、辛い時間、夢のような時間いろんな物事が有限だっていうことを示しているんだと思う。なんにせよ"終わる魔法"っていう言葉のチョイスが好き。

 

そして今

想像じゃない未来に立って 相変わらず同じ怪我をしたよ

掌の上の 動かない景色の中から 僕らが僕を見ている

 小さいころってさぁ、中高生になった自分、大学生になった自分、大人になった自分をよく想像しませんでした?

僕はよくしてた。で、大人になったら、小さいころの自分より立派で、ちゃんとした大人になってると思ってた。でも、結局小さいころの自分も、今の自分も、ずっと延長線上にあって、本質的には変わってなくて。昔から変わらず同じ失敗をすることもある。

そんな今の僕を、過去の自分が見たらどう思うかなぁ、っていう振り返りの歌詞。

"掌の上の動かない景色"は写真。

僕らが僕を見てるっていうのも上手い。

"僕ら"っていうのは、記念写真って、たくさんあるじゃないですか?赤ちゃんの時の写真とか、753のときの写真とか、入学卒業式のときの写真とか。そういう時間別で存在する複数の自分っていう意味での"僕ら"

そんで"僕"っていうのは、今現在その写真を眺めている僕って意味。

深すぎ。

 

 

 

遠吠えとブレーキ

歌詞に2度登場する遠吠えとブレーキ。これも深い意味を持っていると思います。

まず、日常的な風景として、遠吠えとブレーキの音ってたまに聞こえてきますよね。近所でやたら遠吠えする犬、いましたよね。都会の喧騒のなかで聞こえてくるブレーキ音とかね。ノスタルジー。

そして、遠吠えって、なんか未来的なイメージがしませんか?遠くの未来の自分に向けておーい、調子はどうー?なんか、そういう感じがします。ブレーキは、もうあれですね、立ち止まるって意味。生きてるときの障害とか、苦悩とか、そういう意味だと思います。なんというか、、遠吠えとブレーキって、人生な感じするね(語彙力

とにかくこの遠吠えとブレーキっていう単語があるだけで、歌詞に奥行きが増してる。

 

 

過去を振り返りながらも、未来を見る

歌詞をかいつまんで、いろいろ語ってきましたけど、この曲が伝えたかったことってこれだよね。。。

想像じゃない未来に立って 僕だけの昨日が積み重なっても

その昨日の下の 変わらない景色の中からここまで繋がってる

 

迷子のままでも大丈夫 僕らはどこへでもいけると思う

君は笑っていた 僕だってそうだった 終わる魔法の外に向けて

 

今僕がいる未来に向けて

 

人生だなぁ。応援歌だなぁ。

 

こんな歌詞が、あのバンプとしてのメロディと音と、藤くんの優しい声で歌われるんです。説得力しかない。

 

もう僕ができることはこの曲を聞いて感動して、生きていくだけです。

めっちゃ励まされる曲に出会えて僕は幸せです。それだけです。僕はそれが伝えたかった。

 

いまだにこんな曲を作れるバンプ、尊い。

 

それではっ!!

 

記念撮影

記念撮影